検出器チーム

SPring−8は現在、世界で最もパワフルな放射光施設の1つであり、この世界最高性能を維持・発展させるために新技術の開発や導入など、研究開発を欠かすことは出来ない。また、X線−FELに代表されるように次世代光源開発も進んでおり,これらの計画を円滑に進めるためには基盤技術である放射光実験用検出器や電子加速器に係る放射線挙動解明などの開発研究を積極的に進める必要がある。

共通技術開発グループでは次の2つの命題、(a)光源開発等に伴う検出器開発および放射線挙動研究に代表される基盤技術開発、および(b)放射光ユーザへの最新技術情報の提供、を強力に推進すべく,3つのチーム、(1)検出器チーム、(2)放射線評価チーム、(3)専用施設チーム、がお互いに連携・協力しながら放射光科学の発展に寄与するべく、努力している.以下に各チームの使命を示す。

世界最高性能の放射光を供給する光源と試料からのX線を計測する検出器は放射光実験での両輪であり、我々検出器チームは各ビームラインの担当者と連携し、光源性能に適した最適計測条件下で放射光実験が実施できるように技術的な支援を行う。また、最先端技術を用いた検出器開発を行い、既存の検出器では困難な極小スケールや非常に不安定な状態の分析を実現する新しい計測手法を開拓する。更に新しい原理に基づくX線計測技術の開発研究に取り組み、次世代光源をも視野に入れ放射光研究の進展に寄与する。